土用の丑の日(犬一切関係なし)の話

2013-07-21

「土用の丑の日には鰻を食べる」この習慣を作ったとされるのが江戸時代

天才といわれた平賀源内なんですが、高騰といわれる今より昔のほうが鰻の価格が高かったそうです

鰻屋の看板には「貧乏人は銭稼いでからのれんくぐれ」と書いてあったそうですから当時の敷居の高さを感じます

 

なら庶民は何を食べてたかといえば甘酒だったそうで、栄養価でいえばスポーツドリンクをはるかに凌ぐ

高エネルギー食です。

 

何を言いたいかというと、今ウナギの稚魚であるシラスウナギが取れなくなってて

絶滅危惧種にも指定されかねない勢いです。

鰻といえば日本人とは切っても切れない民族食です。

これからも鰻と長い付き合いをするために今年は鰻我慢して甘酒はどうですか?

 

あと鰻の旬は冬です。

旬ではない夏の間は鰻が売れないということで、鰻屋が知り合いだった平賀源内に相談したところ

平賀源内が「夏に鰻食べると元気でる」と触れ回ったそうです

そしたら江戸中に広まって今に至るとのこと。今でいうテレビが作ったブームと一緒です

その点夏に甘酒を飲むのは江戸時代より前からあった習慣です。

どうですか、今年は悠久の時代に思いをはせながら甘酒を飲んでみては(´・ω・)?

 

 

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