4月, 2015年
なぜ犬はトリミングをしなければいけないのか
久しぶりの更新になってしまいまして申し訳ありません。
季節が春に変わり、学生の方も社会人の方も気持ちを新たにする時期になりましたね。
スパンキードッグでも、もうすぐ開店2周年になりますのでそれに向けて新キャンペーン等のイベントを考えております!
そして、気持ちを新たに何か新しい事をする前に、また一度初心に戻ってお話をさせて頂きたいと思います。
少し長くなりますが、読んで頂けると嬉しいです!
題名にあります、なぜ犬はトリミングをしなければいけないのかという事についてお話したいのですが、これは簡単に言えば、犬の健康を守り清潔さを保つためです、屋内飼育が主流になって来たため、人間と楽しく生きていくためにはこの2つは必要不可欠ですよね。
もともと馬の世話において使われる言葉の“グルーミング”(手入れ)と言う言葉を転じて犬にも使っているのですが、トリミングとはそのグルーミングの中の作業の一部のことを言います。他の作業としてブラッシング、シャンプーイング、リンシング、タウェリング、ドライング等がありますが、それらをまとめてグルーミングといいます。
トリミングの意味としては、全体のバランスを取るということだといわれていますので、厳密にいうと、僕がお客様のわんちゃんに普段させて頂いてる作業のシャンプー、ブロー、等の作業はトリミングとは別の作業になるわけです。
ということは、カットのことをトリミングというのかというと、それも少し違く、犬の全体のバランスを整える方法はカット以外にもありますので、犬の種類によって理解の仕方が違ってきます、あくまで、どんな方法にせよバランスを取ることをトリミングと言います。
トリミング=犬 というのがもはや一般的ですし、馴染み深いですから、お客様方に何かお話する際はわかり易くトリミングとお話していますが、実はこういった意味がトリミングにはあるんです!びっくりですよね!(笑)
だいぶ話が脱線してしまいましたね(笑)
これらの技術を駆使し、犬の健康と美を守る理由、目的としては、犬を人間社会に溶け込みやすくしてあげる事が一番大事だと僕は考えています、なぜなら犬は人間にお世話をしてもらい、人間社会で生きていかないといけない動物だからです。当たり前ですが野生動物ではないからです。
犬好きではない方々の社会の中でも、すごく汚れていて悪臭漂う犬とピカピカで健康そうな犬とではやはり溶け込みやすさが全然違いますよね。
飼い主様からの愛情はもちろんですが、周りの方たちからの暖かい目や、愛情もまた必要だと思いませんか?散歩をしていて、周りの方から声をかけられたり、頭を撫でてもらいながら表情豊かに歩いているわんちゃんをみると、これもまた犬の本当の幸せじゃないかなと感じます。
でも、すごく汚れていたり、不健康そうな犬に向けられる目とは、同情や、犬好きでなければ不快感の目ですよね。
犬は周りの雰囲気に敏感ですし、そんな暗い雰囲気を犬も感じない訳がありませんよね、本当にかわいそうなことだと思います・・・
僕が犬をグルーミングする理由は、技術を高めて大会に出たいからというのもありますが、一番は悲しい思いをする犬を一頭でも減らしたいからです、今この瞬間にも、社会に溶け込めず殺処分されている子がいるのかと思うと本当に悲しい気持ちになります・・
グルーミングを怠り、1年に1回しかシャンプーしない、たまにしかお店に出さずいつも汚れたままなんて、それはもはや虐待だと思いませんか?周りの方たちは、その犬を見てどう感じるのかというのを考えて犬を飼うというのも、1つの正しい犬の飼い方だと思います。
是非、1か月に1度はプロにグルーミングをお願いしましょう!今までお家でのお手入れのみで済ませていた方も、今までと違う仕上がりにびっくりするはずです!
お年寄りでさえなければ、お店でのグルーミングに慣れてもらうことは充分に可能です、赤ちゃんのうちから、若いうちからどんどん正しいグルーミングを、お飼いのわんちゃんに教えてあげましょう!
スパンキードッグは、お客様とわんちゃんのためにまたよりいっそう精進して参りますので、ぜひご来店くださいませ!
かなり長くなってしまいましたが、お読み頂きありがとうございました。また定期的に更新していきますのでよろしくおねがいします。次回は、スパンキードッグではどのようにシャンプーしているのかご紹介したいと思いますので、お楽しみに!!